インターンシップとは
インターンシップとは学生時に、一定期間企業で就業することです。企業に就業することで、実際の業務理解を深める事ができます。業務理解が深まることで、実際の業務で求められるスキルが明確化され自身の自己理解にも繋がります。
また、就業先企業で業界、企業の理解を深めることができます。自分が思い描いている業界イメージ、企業イメージとズレが無いのかをしっかり確認することで、入社後のミスマッチを防ぐことができます。
アルバイトとインターンシップの違いとは
学生がアルバイトをする目的は、生活費の収入を得るためという割合が一般的です。 インターンシップも給与や報酬をいただける種類のインターンシップがありますが、目的は一定期間企業で就業することで業務理解を深めることや、就業先企業で内定をいただくことです。企業側もインターンシップを通して、学生の採用判断をしている割合が高く、学生と企業のミスマッチの割合を少なくするという役割をインターンシップは持っています。
つまり、アルバイトとインターンシップでは学生の活動の目的と受け入れ先企業の目的がまったく異なってきます。
また、インターンシップに関しては学生限定という点もアルバイトと大きく異なる点です。
インターンシップの種類
インターンシップの期間は3つに分かれています。インターンシップの期間に応じて、体験できる内容が変わります。まずはインターンシップの種類を理解することが大切です。
- ①1dayなどの短期タイプ
- ②1週間単位のウィークリータイプ
- ③1ヶ月以上の長期タイプ
・1dayインターンシップの特徴
会社説明会に近く、早期の企業研究に役立ちます。選考がないものもあるので、時間をかけすぎることなく、参加ができます。早期の段階で、その企業に志望していることを伝えることができます。
・ウィークリーインターンシップの特徴
会社説明だけでなく、社内見学や簡易的な業務体験など、さまざまな経験を通して企業を知ることができるので企業理解が深くなります。1dayよりも参加の選考が厳しいため、通過すれば本選考が有利になります。参加中に活躍ができれば、早期内定ルートにて本選考が進みます。
・長期インターンシップの特徴
業務体験型のプログラムがほとんどであり、その後の内定に直結することが多いです。業務を通して、社会で働くことの厳しさや、達成感などを知ることができます。また、業務をやりきることで、学生時代に頑張った経験として、他の会社の本選考でアピールができます。
実際に業務に取り組むことで、本当にその業界で仕事をしたいのか、自分に適性があるかを明確にすることができます。
企業が国内のインターンシップを実施する時期
企業がインターンシップを実施する時期は、企業の規模感とインターンシップの種類によって異なります。下記の図を見て全体像の把握をしておくことをオススメします。
ベンチャー企業であれば、通期でインターンシップを開催している企業が多いです。また、インターンシップの内容は実務型のインターンシップが多く、参加期間は1ヶ月以上の長期インターンシップがほとんどです。
大手企業の場合、夏の時期か秋の時期にインターンシップを開催している企業が多いです。また、インターンシップの内容は1day〜1週間単位のウィークリータイプのインターンシップが多く、参加期間は短期のインターンシップがほとんどです。
外資系企業の場合、夏の時期にインターンシップを開催している企業が多いです。また、インターンシップの内容は、企業の事業戦略立案などのグループディスカッションが多く、参加期間は1ヶ月程度のインターンシップがほとんどです。夏のインターンシップでの評価が高かった学生は秋の時期から始まる本選考が有利になるケースが多いようです。
海外インターンシップの時期と特徴
海外インターンシップに参加する場合に、重要な判断基準となるのが国と期間です。 国だとアメリカなどの先進国か東南アジアなどの新興国に分類ができます。 アメリカなどの先進国でインターンシップに参加する場合は、事前に留学先の国で生活をしていたり、語学スキルが上達した状態でインターンシップの申し込みをする学生が多いようです。海外の生活に慣れていない状態や、語学スキルが乏しい状態で、先進国の海外インターンシップの申し込みをしても選考が通らないケースが多いようです。
東南アジアなどの新興国でのインターンシップに参加する場合は、海外進出を目指す急成長中のベンチャー企業か、新興国の現地で起業をした日本人オーナーの企業で、実践型のインターンを経験することが多いようです。先進国に比べると、やる気などのメンタル面で壁を乗り越えられる業務が多いのが特徴です。実践型のインターンシップになるので、募集要項は長期インターンシップが多いです。
多様な価値観の中で、仕事を経験してみたい学生は、どの国でインターンシップを経験するのか、そのためには時間をどのくらい確保する必要があるのかを考えた上で、海外インターンシップを選択する事をオススメします。
インターンシップの適切な服装とは
インターンシップの面接時の服装や、インターンシップに参加する際の服装は、社会人を意識した服装がオススメです。周囲の学生から評価の高い髪型や服装は、社会人のビジネスマナーからするとNGのケースが多々あるからです。
まずは、指定された服装の要項をしっかりと確認して、指定通りの服装で当日を向かえましょう。
服装の指定要項
①スーツ指定のケース
自分の身体のサイズの合ったスーツを着用する事をオススメします。また、スーツやシャツがよれよれになっていないかの確認もしっかりとしましょう。スーツのポケットに携帯電話などの物が入っているとスーツの形崩れの原因に繋がります。物はカバンの中に入れておくことをオススメします。
②私服可と記載してあるケース
私服可と記載してあるケースでは、スーツと私服どちらの服装でも問題ありません。 アパレルなどの業界であれば、ファッションのセンスを判断していたりします。 また、大学1,2年生を対象にしたインターンシップの面接であれば、学生がスーツを持っていない可能性を考慮して、私服可と記載している企業もあります。
③私服指定のケース
インターンシップの面接や、インターンシップに参加する際の私服は、オフィスカジュアルが好ましいです。私服指定だから、自分の好きな服装で参加するのはNG行為です。 場所や目的に沿った服装を心がけましょう。
また、身だしなみは第一印象を決める、重要な要素です。しっかりとした準備でインターンシップの面接やインターンシップに参加しましょう。
インターンシップに参加するための選考対策
学生から人気の高い企業が開催しているインターンシップに参加するためには、選考を通過しなければなりません。選考の内容は企業によって異なってきます。選考の内容はエントリーシート選考、面接選考、グループディスカッション選考、筆記試験選考の4項目に分かれています。自分が参加したい企業のインターンシップ選考の内容を確認して、事前にしっかりとした対策をしておきましょう。自分1人だと選考対策の準備の仕方が分からない人は就活エージェントのサービスを利用してみるのもオススメです。
インターンシップを意味があるものにするには、目的を持って参加することが重要。
インターンシップにも1day〜長期インターンシップまで複数の種類のインターンシップがあります。なので、目的を定めずに、何となくインターンシップに参加しても時間の浪費に繋がる可能性があります。
例えば、友人が参加していたから自分も何となく、1dayインターンシップに複数社エントリーしてみたけど得れるものがなく、本選考の時期を迎えてしまうケースや、何となくウィークリーインターンシップに参加を続けて、周りの学生に差をつけていると思っていたら、本選考になり、ウィークリーインターンシップより格段にハードルが上がった採用基準を乗り越えることができずに、次々と選考に落ちてしまう。など。
現在の自分の現状把握をしっかりとした上で、目的に沿ったインターンシップを選択することをオススメします。その結果、第一志望の企業に内定をいただく可能性が上がります。
今回のまとめ
今回はインターンシップについてまとめさせていただきました。 記事に記載したとおり、インターンシップ制度を活用することでのメリットは非常に多くあります。この記事を読んでいただいた人が、インターンシップ制度を有効活用して、将来の夢を叶えていくことを願っています
私達、Gutto(ぐっと)でも学生限定で長期インターンシップの募集や、完全無料で就職活動のサポートをしています。
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